精進料理は、昼食、夕食にご利用いただけます。
一期一会の幸せの妙味
我身体と吾ふみしむ大地、その大地に根ざす植物、食べ物は、切り離すことができない一体のものである。四里四方のものを食べることで身体が穏やかになる。太陽と大地が育てた静なる野菜をとり、心鎮め、浄らかになってゆく。
四季のある日本に生まれた幸せ。自然の理にかなった季節ごとの食材。生き生きとしたパワーに満ちた食物から元気と栄養をいただく。
仏の生命である食材すべてを使い切る工夫。使う素材と食べる人両方に愛情(思いやり)をもって作る。「君がため」の調理(ととのえ、おさめる)。 不殺生戒=素材の持ち味を生かし殺さぬ調理と味付け。第六の味「淡味」に真あり
私たちは、天地の恵みに感謝し、生命の尊さを想いながら、一期一会の幸せの妙味を味わっていただきたいものと願っております。まごはやさしい
当院では特に豆類(豆、豆腐、湯葉、高野豆腐)、胡麻、海藻類、季節の旬の野菜やきのこ類、芋類を大切にしており、これをまとめて「まごはやさしい」と称しております。
これらの素材は、私たちの身体の免疫力を高め、自然治癒力を増強してくれる成分を多く含んでいるので、魚肉類を食さなくても十分な栄養が得られるのです。旅の疲れをゆっくりいやしていただくにも最適です。
これらの素材は、私たちの身体の免疫力を高め、自然治癒力を増強してくれる成分を多く含んでいるので、魚肉類を食さなくても十分な栄養が得られるのです。旅の疲れをゆっくりいやしていただくにも最適です。
ながの御穀膳
[ ながの御穀膳とは? ]
善光寺平の澄んだ空気と清らかな水が育んだ、質素ながらも旬の食材をふんだんに取り入れ、自然の恵みに感謝しつつ食材の持ち味を丁寧に引き出した寺院由来の精進料理。これが、信州の健康長寿の秘密かもしれません。
昔の人が上手に取り入れてきた麦やアワ、そば、豆などさまざまな穀物に敬意を込め「御穀(ごこく)」と呼び、その注目すべき栄養価や機能性を膳に取り入れた、長野らしいおもてなし料理が「ながの御穀膳」です。 これは、「旬菜」「漬物」「御穀米」「一汁」の四つを基本に、「健康をあなたに」というコンセプトのもと作りあげた健康メニューです。 当院では「ながの御穀膳」メニューを創出し、「ながの御穀膳」登録をしました。これを機に、さらに「健康精進膳」としての特色を出してゆきたいと考えております。
善光寺平の澄んだ空気と清らかな水が育んだ、質素ながらも旬の食材をふんだんに取り入れ、自然の恵みに感謝しつつ食材の持ち味を丁寧に引き出した寺院由来の精進料理。これが、信州の健康長寿の秘密かもしれません。
昔の人が上手に取り入れてきた麦やアワ、そば、豆などさまざまな穀物に敬意を込め「御穀(ごこく)」と呼び、その注目すべき栄養価や機能性を膳に取り入れた、長野らしいおもてなし料理が「ながの御穀膳」です。 これは、「旬菜」「漬物」「御穀米」「一汁」の四つを基本に、「健康をあなたに」というコンセプトのもと作りあげた健康メニューです。 当院では「ながの御穀膳」メニューを創出し、「ながの御穀膳」登録をしました。これを機に、さらに「健康精進膳」としての特色を出してゆきたいと考えております。
ながの御穀膳基本コンセプト
- [旬菜]
- 栄養価の高い旬の食材を生かした季節感あふれる一品
- [漬物]
- 古くからの知恵を生かした発酵食品である漬物
- [御穀米]
- 現代人に不足しがちなビタミン・ミネラル・食物繊維・ポリフェノールなどを 多く含む
- [一汁]
- けんちん汁はその昔、鎌倉の建長寺で修行僧があやまってつぶしてしまった豆腐を、精進汁に
入れたのが始まりだといわれています。肉を使わない代わりに、大ぶりに切った沢山の野菜が旨みを存分に味わせてくれます。栄養価も高く食べ応えのあるけんちん汁は、 厳しい修行に耐える僧たちを支えた、知恵の食なのです。
当院では味噌の生産量日本一を誇る長野ならではの「味噌仕立て」でいただきます。